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●むめやがこだわる杉田梅・・・・・・・ 杉田梅は団扇型の花弁と剣型の萼に特徴のある2.5cmほどの白い花を咲かせ、大粒で酸味が強く柔らかい果肉の良質な実をつける梅でございます。 今からずっと昔、横浜の杉田にはたくさんの梅の木が植えられておりました。江戸時代には大勢の花見客が訪れ吉野の山の桜と比べられられるほどの見事な梅林で、花見の頃には茶屋が軒を並べ賑わったそうです。しかし、残念ながら時代とともに梅林はほとんど消えてしまいました。 現在は小田原の曽我梅林で生産されておりますが、嗜好の変化に伴い調味梅干が主流となる中、酸味の強い杉田梅は敬遠され希少な存在となってしまいました。 ●むめやの梅仕事について・・・・・・・ 地元の横浜市磯子区で杉田梅の復活普及に取組む活動を知った母は、地元ゆかりの杉田梅を使い、祖母に習った梅仕事を続けてまいりました。 杉田梅の強い酸味を活かし添加物を一切使わず、出来る限りの低塩濃度で塩漬けする梅干、梅干の副産物である梅酢、梅しお、赤紫蘇ふりかけ、自家製の杉田梅梅酒で作るお菓子、全てを一つ一つ丁寧な手仕事で作っております。 ●手仕事へのこだわり・・・・・・・・・ 手は心とともに働き、愛情や自然のエネルギーを人に伝えることができます。 手仕事は人と自然、人と食べ物、人と人の間にある大切な関係を健やかに保つ手段であるように思います。 今年の梅はどうかしら?赤紫蘇の生育は? 梅雨明けは? お天道様は? 気温、湿度は? と自然に合わせ、四季に合わせてする手仕事ならではの味が、健やかに生きていくために必要であると考えております。 ●むめや 屋号の由来・・・・・・・・・・ 母が梅仕事を習ったのは祖母。祖母の名は”むめ”でございました。 祖母から引き継がれる我が家の梅仕事。 そして、梅の学名はPrunus mume(プルヌス ムメ)。 私の小さな暮らしの小さな仕事の屋号を『むめや』といたしました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ むめやは工房があるだけで実店舗がございません。 手仕事ゆえ生産量もわずかでございますが、このショップをとおしてむめやの手仕事が皆様の紡ぐ健やかな暮らしのお役に立てれば幸いでございます。 むめや 山﨑由美 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 写 真 写真屋 Picha  器  陶作家 松田 剣