
閉蔵に梅味噌の試作
大寒から梅の花が咲き始める立春は一年の中でも一番寒い時期。
漢方では冬の三月を閉蔵と言い、万物が門戸を閉し陽の気を閉じ込めておく季節です。
睡眠をしっかりとり、動きも心も騒がずゆっくり静かに過ごす。
寒さを避けて温かくし、陽の気を発散しないように過ごす時なのです。
緊急事態宣言下だからと思うと気分は下がりますが、陽の気に満ちた春を迎えるためと思えば家で過ごす時間も楽しくなります。
私は静かに閉じこもり梅干しを使って梅味噌を試作。
酸味、鹹味、甘味のバランス良く仕上げたいと思い試しています。
梅の酸味は消化を促進、体を引き締め、出過ぎるものを抑え渋らせます。
冬にはお腹を温めてくれる発酵食品である温性のお味噌の鹹味は、和らげ潤す働きで固まりを柔らかくし、余分な水分の排泄を助けます。
消化を促進して、出過ぎるものは抑え、余分なものは排泄、和らげ潤してくれて美味しければ身体も心も大喜びです。
酸味と鹹味を合わせ甘味で調和をとり、美味しい梅味噌が出来たら、またお知らせします。
むめや 山﨑由美

お味噌を火にかける時間は短く!

試作した梅味噌で豚バラ肉、キャベツ、ピーマンを炒めてみました
赤唐辛子の辛味も手伝い美味しかった😊

焼きおにぎり🍙間違いない