
梅の枝は優しい色
私はアロマセラピストとして施術もしています。
梅仕事同様、こちらも手仕事。
大好きな仕事です。
手仕事をとおして素敵な方々との出会いに恵まれます。
きょうは一緒に働く先輩セラピストさんが
山﨑さんに見せたいものがあると持って来てくれたものがありました。
花咲く直前の梅の枝で染めた布です。
優しい色。
開花前の新鮮な枝を細かくして酸化・発色を促すのがポイントで、媒染は焼きミョウバン(アルミ媒染)のみとのこと。
他にも柚子、茜、ウルシ、蘇芳、藍などで染色をし、手ぬぐいを染めてミツロウラップにしたり、飽きてきた服に新しい色をかけて復活させたりと楽しんでいらっしゃるそうです。
私達は植物からたくさんの恵をもらっています。
さて、むめやも再来月には梅干の仕込みです。
小田原曽我梅林の杉田梅の実は大きくなってきているかな〜

使うのがもったいなく思えるほど、優しい風合いの手拭いですね。

これは我が家の花が咲く前の枝の写真です。
写真の手拭いの染料は染色の先生がご用意された枝を使い染められたものです。

2月15日の小田原曽我梅林