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むめやだより 8月

残暑お見舞い申し上げます

立秋の8月7日を過ぎ、挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いとなりました。
二十四節気が指す時季の言葉と実際の気候がずいぶんとずれて感じられますね。
地球はどうなってしまうのだろう〜と、ふと思うことがあります。

先日、小田原文化財団 江の浦測候所へ行ってきました。
以前からセラピストの友人と行こうと言いながらなかなか実現できなかった遠足。
江の浦測候所を作られた現代美術家 杉本博司さんの展覧会が東京国立近代美術館で開催されており、それに合わせて7月にはNHK日曜美術館でも紹介されていました。
デジタルに駆逐され絶滅しそうな銀塩写真で映した空と海は、古代人が見ていた風景を私たちにも見せてくれているようです。
江の浦測候所でたっぷりと眺めてきた空と海は、「何も心配せずに自然の成り行きに任せよ」「なるようになる」と言ってくれているようでした。
自然の偉大さを感じました。
そして、自然の恵みを食し暮らしていることを忘れないようありがたく美味しくいただこう。
そんな小さな喜びが幸せにしてくれると信じています。

写真は冬至光遥拝隧道(冬至の日の出が見えるトンネル)の上で写したものです。

東京国立近代美術館で行われている展覧会のタイトル「絶滅写真」は、銀塩写真の終焉を告げる意味と人類が絶滅するという意味でもあるそうです。
9月13日まで開催されていますので出かけてみようと思います。

6月より工房を失い、ご愛顧くださる皆様に大変ご迷惑をおかけしております。
申し訳ございません。
今年は仕込みができませんでしたが、移転準備が整いましたらお菓子の「ひなた梅」作りを再開したいと思います。
もうしばらくお待ちいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

まだまだ暑い日が続きます。どうぞ体調を崩されぬようご自愛ください。

むめや 山﨑由美

江の浦測候所 茶室横庭の池に咲く睡蓮

江の浦測候所|小田原文化財団
https://www.odawara-af.com/ja/enoura/