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お煎茶に梅干と昆布

中国最古の薬物学書『神農本草経』に効能が説かれていた梅は、3世紀ごろに日本に伝来したと考えられています。

日本最古の歌集『万葉集』には梅を題材とした和歌が数多くあります。
奈良時代以前は花といえば桜でなく梅だったそうです。
しかし、梅が珍重されたのは美しさだけでなく古くから梅の実に様々な効能があることが知られ利用されていたからです。
平安時代には梅の塩漬けを保存食、食薬品として用いるようになっていました。

平安時代中期951年に京都では疫病が流行しました。
空也上人が疫病退散を願って八葉の蓮片にみたて割った青竹でたてたお茶に梅干と昆布を入れ仏前に献じました。
このお茶を病に伏していた村上天皇、そして病者に授けたところたちまち病魔が鎮まったそうです。

空也上人が創建した京都の六波羅蜜寺では、梅干と昆布を入れた『皇服茶』を振る舞い、無病息災を願うお正月の行事として伝承されています。
お正月の福茶を大福茶、大服茶、皇服茶、王服茶とも書くそうです。

私は残念ながらこのお茶をいただいたことがないのですが、かくに茶香の鈴木さんにいただいた煎茶に梅干と昆布を入れていただいています。

年末年始を健やかに過ごすために。

梅干と昆布とお煎茶、とっても美味しいです☺️

お煎茶 かくに茶香 http://kakuni-chakoh.com